マージナル・ライダー感想



シルバーウィークはTRPG的なイベントは何もなく普通に仕事していました。

今日は外回りの途中で大きめの本屋に寄ってTRPG関連商品などいろいろ購入。

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かなりの豊作しばらくは楽しい日々が過ごせそうです。

どれから読むか悩んだのですが、ソードワールド2.0のオンセを主催しているということもあり、マージナル・ライダーから読みました。

冒険者の店を表現したPC入れ替わり制など気になっていたんですよね。

作中ではベテラン冒険者が新人の面倒を見るといった雰囲気で表現されていました。

入れ替わりというか、話が進むと参加するPCが増えていく感じでしたね。入れ替わりは2巻以降に期待ですね。

著者はソードワールド2.0のシステムデザイナーである田中公侍先生。

内容も少年少女の正統な成長物語といった雰囲気でいい感じでした。

中の人も若手のPLさんが若手の冒険者を、熟練PLさんが熟練冒険者を演じられているのですが、PLとPCの関係がいい感じに構築されていていい感じ。

リルドラケンのルシアスさんなどとてもいい感じの先輩冒険者ぶりでかっこよかったです。

システム面でも乱戦を図解つきで説明されていていい感じでした。ホワイトボード使った戦闘管理方法も紹介されていました。

最近こういうものの存在も知ったのですが、こちらも便利そうです。


Gamemastery Flip-mat: Basic

Gamemastery Flip-mat: Basic

オンセツールはどどんとふなどあるから問題なしですね。

ピコピコ少年

ピコピコ少年購入ー!


著者である押切蓮介先生による、ゲームウォッチからファミコンPCエンジン、そしてゲーセンからエロゲーを経由し現在に至るまでの、ゲームとともに過ごした少年時代をエッセイ風味につづった作品です。
ゲーム以外にも駄菓子屋の話や、秘密基地作ったりといった子供時代のエピソードがいろいろ紹介されています。

エピソードひとつひとつが自分の子供時代とシンクロして面白かったです。
はじめて買ったゲームは、忍者じゃじゃ丸くんだったなとか、ガチャポン戦記で友達と対戦してマジ喧嘩になったなーとか(笑)

この歳になるとこういう本に出会うと切ない気持ちになってしまいますね。
同年代の方の琴線に触れるネタとかありますよね。
ジャンプネタとか特に多いかも。逆手に棒持って「アバンストラッシュ!」とか(笑)

30歳前後の方なら間違いなく楽しく、切なく読める良作です。